施工監理部の井手です。
前回の更新から間が空いてしまいましたが、無事に養母太陽光発電所が竣工いたしました。
今回は前回の続きから竣工までの様子をお伝えいたします。
まずは、前回の作業であるキュービクルの設置が無事に完了しました。
ちなみにキュービクルとは、電圧を変圧する変圧器です。発電した電気を電力会社側へ送るために低圧から高圧に変圧します。
その後、総数6,912枚にも及ぶパネルの設置を行いました。
パネル設置後は、設備の設置工事が続きます。
まずは、太陽光パネルが作った直流電気を、交流に変換する為のパワーコンディショナの設置。
パワーコンディショナで作られた電気を集約してキュービクルに送る役割を果たす、交流集電盤の設置。
そして、高圧ケーブルの入線作業を行いました。
電気保安協会によるパネル耐圧試験は、パネルが発電している日中には実施できないため、徹夜で検査を行いました。
九州電力による高圧引込工事や、電気保安協会によるキュービクル動作試験を経て、
養母太陽光発電所が無事に竣工いたしました。
規模が大きくて様々な困難がありましたが、工事業者(3社)のご協力のおかげで、無事に完成することができました。
私自身も勉強になることが多かったので、今回学んだことをまた次の現場に活かしていきます。